あれから……五年
あの燃えるような熱気に沸いた、感動を忘れない!
一年後 凄いショックを受けた 惨憺たる風景の中に重機が何台もうなりを発てていた。 やっぱり終わったんだ!と寂しさと悲しみが胸に広がっていった。
二年後 万博会場の入場門跡地は、見渡す限りの広場になり、ひっそりと静まり返っていた。 人、人、人で溢れかえり、瞳を輝かせていた子どもたちの姿は無く 大観覧車が静かに回っていた